お葬式でご供花を贈る際に注意すること

香典や服装などお葬式に参列する際のマナーについては知識のある方は多いのですが、ご供花に関しては贈った経験がないので、マナーや注意点に関しては詳しくないと言う方も多くいます。故人はもちろんのこと、ご遺族の方に対しても失礼にならないよう、ご供花を贈る際に気をつけるべき注意点をしっかりと押さえておきましょう。

まず、一番肝心なのはご供花を開式時間までに用意してもらうことができるかどうかが重要です。一般的にはお通夜の開式予定時刻の3時間前までに依頼すれば、お通夜に間に合わせることができる場合が多いです。まずは担当する葬儀社に、時間などをしっかりと確認しておく必要があります。

万が一お通夜やお葬式に間に合わなかった場合には、忌明法要までの間、自宅でお位牌やお骨箱などを安置するための仮の祭壇である後飾り祭壇一式にお供えしてもらうお花として、自宅に贈ることもあります。その際には、初七日から四十九日の間に贈るとご遺族の方も慌しさも一段落してひと息つく頃なので、寂しさを慰める意味合いもあります。また、花の色はできるだけ同一色にするのではなく、優しい色合いのお花を選ぶと良いです。最近ではご供花のアレンジメントの中に、バラを入れるお花屋さんもありますが、相手によってはマナー違反だと不快感を与えることにもなりかねません。よほどの事情がない限りバラを入れないように依頼しておくと、余計なトラブルを回避することができます。

費用に関しても注意しなければならない点があります。生花の場合には、季節や流通事情によって扱う品種が変わることが多々あります。そのため、ネットショップで購入を検討している場合には、写真で掲載されている花とは別の花でアレンジメントをしたり、価格相場が変わり料金が変更される可能性があることを理解しておきます。ネットショップでの購入を検討している場合は、事前にお店に問い合わせをしてみるなど、特に注意することが重要です。お葬式の場でこうした様々なトラブルを避けるためにも、できる限り葬儀社などプロの方に任せると、宗教や宗派、地域の慣例に配慮してくれるので、初めてご供花を贈る場合でも安心です。